ミニチュアダックスがヘルニアに!!!自宅でできる治療~お出かけ編~秋の行楽地

かなりヘルニアが良くなってきて、普通にお散歩にも行けるようになってきて、最近は元気が有り余っている様子だったので、せっかくの晴れ間を見つけてひたちなか海浜公園に行ってきました。

 

ひたちなか海浜公園は春のネモフィラで有名ですが、秋はコキアとコスモスが綺麗なんですよね。

 

国立公園というだけあって、とにかく広大な敷地に遊園地もあるし、ネモフィラの見れる丘もあれば、自然の山まであるといったところで、茶々丸は滅多に嗅げない自然の山の臭いや空気が大好きで、時々出かけています。

 

ただ今回はコキアのシーズンということで、コキアの丘に登るにはネット予約が必要で、でも予約したから大丈夫だろうとのんびり時間にあわせて出かけてみました。

 

が!!!とにかく凄まじい人!人!!人!!!

ワンコもあらゆる種類のワンコたちが集結していて、あちこちに犬!犬!!犬!!!

 

予約しているにも関わらず、500m以上の大行列!!

 

行列に押されて身動きできないくらいの中、人をよけて写真も撮るなんてこともロクにできず、観光と言えるレベルでは決してなく・・・・・・

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ただあれだけの人ごみの中で、ただリードを引いて歩くのは、小さなワンコでましてやヘルニアを患っている茶々丸にはとても不安で、カートの有がたみをしみじみと感じたのでした。

でも、コキア周辺では凄まじい人ごみでしたが、自然山の方はほとんど人はいなくて、のびのびと自然の臭いに包まれて、随分、散策して体力消耗したのでした。

 

帰りに茶々丸も食べれるお弁当を一緒に食べて、大満足で帰りました。

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以前はワンコにカートなんて、と思っていましたが、ヘルニアを患ったりしたらやはり必須です。また、抱き上げたり降ろしたりする際には、手足を引っ張らない、腰に負担をかけないやり方がとても重要です。

 

また、今日は外は寒かったものの、途中陽射しが強くなったりした時もあったので、服は着せたり脱がしたりしていました。

 

体温調節はとても重要で、基本的には自分たちの感じ方を基準にしていましたが、私たちが歩いていても、カートに乗りっぱなしで動かないときはやはり少し寒そうだったので、様子をみながら調節しました。

でも、外に連れ出すことは大事ですね。本当に喜んでいたので、見ていて私たちもとても嬉しい気持ちになりました。

 

こうやって一緒にお出かけできることで、私たちも幸せを頂いています!

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ミニチュアダックスがヘルニアに!!!自宅でできる治療~お出かけ編~秋の行楽地

かなりヘルニアが良くなってきて、普通にお散歩にも行けるようになってきて、最近は元気が有り余っている様子だったので、せっかくの晴れ間を見つけてひたちなか海浜公園に行ってきました。

 

ひたちなか海浜公園は春のネモフィラで有名ですが、秋はコキアとコスモスが綺麗なんですよね。

 

国立公園というだけあって、とにかく広大な敷地に遊園地もあるし、ネモフィラの見れる丘もあれば、自然の山まであるといったところで、茶々丸は滅多に嗅げない自然の山の臭いや空気が大好きで、時々出かけています。

 

ただ今回はコキアのシーズンということで、コキアの丘に登るにはネット予約が必要で、でも予約したから大丈夫だろうとのんびり時間にあわせて出かけてみました。

 

が!!!とにかく凄まじい人!人!!人!!!

ワンコもあらゆる種類のワンコたちが集結していて、あちこちに犬!犬!!犬!!!

 

予約しているにも関わらず、500m以上の大行列!!

 

行列に押されて身動きできないくらいの中、人をよけて写真も撮るなんてこともロクにできず、観光と言えるレベルでは決してなく・・・・・・

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ただあれだけの人ごみの中で、ただリードを引いて歩くのは、小さなワンコでましてやヘルニアを患っている茶々丸にはとても不安で、カートの有がたみをしみじみと感じたのでした。

でも、コキア周辺では凄まじい人ごみでしたが、自然山の方はほとんど人はいなくて、のびのびと自然の臭いに包まれて、随分、散策して体力消耗したのでした。

 

帰りに茶々丸も食べれるお弁当を一緒に食べて、大満足で帰りました。

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以前はワンコにカートなんて、と思っていましたが、ヘルニアを患ったりしたらやはり必須です。また、抱き上げたり降ろしたりする際には、手足を引っ張らない、腰に負担をかけないやり方がとても重要です。

 

また、今日は外は寒かったものの、途中陽射しが強くなったりした時もあったので、服は着せたり脱がしたりしていました。

 

体温調節はとても重要で、基本的には自分たちの感じ方を基準にしていましたが、私たちが歩いていても、カートに乗りっぱなしで動かないときはやはり少し寒そうだったので、様子をみながら調節しました。

でも、外に連れ出すことは大事ですね。本当に喜んでいたので、見ていて私たちもとても嬉しい気持ちになりました。

 

こうやって一緒にお出かけできることで、私たちも幸せを頂いています!

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ミニチュアダックスがヘルニアに!!!自宅でできる治療~やっぱり寒さは大敵!寒さ対策編~

今日は外気温10度台と、11月下旬から12月初旬にかけての寒さになりました。

 

ここ1~2週間、うちの茶々丸はヘルニアを自宅療養で乗り越えて、すっかり良くなったかに見えていたのですが、なんとこの寒さによって、また筋肉のこわばりが始まり、歩き方がまたおかしくなってきました。

 

 

ひたすら暖房をつけて部屋を暖かくしても、ひたすらブルブル震えて、震えれば震えるほど筋肉が硬直するばかり・・・・・・

 

床に暖かいマットを敷いたり、暖房の温度を上げたりしても、ブルブルが止まらなかったので、最終手段としてついに服を着せることにしました。

 

茶々丸はひどいアレルギーで皮膚に湿疹が出やすくて、舐めないようにガードさせるために服を着せることがありましたが、本人(本犬?w)はいつも嫌がっていました。

 

今はあまり湿疹は出ていないし、服を着せようとして嫌がられて無理な動作をすると、また痛みが出るかもしれないし・・・・・・

 

しかし、これ以上思いつく手段もなかったので、仕方なく服を着せてみることにしたんです。

 

始め、服を着せようとしたときは、だいぶ症状が悪化していたので、案の定、服を着せるために足を持ち上げようとしても「キャン!!」と抵抗を示しました。

 

それでもなんとか服を着せて5分も経過すると、だいぶ筋肉のこわばりがなくなったようで、やっとブルブルの震えが止まり、リラックスした状態になりました。

 

まさか服を着せるだけで、こんなに効果があるなんて!!

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なあんだ、そんなこと・・・・・・って言わないで試してみてください。

 

やはりこんなに寒さは大敵なんですね。

 

まだ寒さもほんの初期の段階でこの状態だと、今年は長い冬になりそうです。

 

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茶々丸がリラックスできる暖かい服をそろえてやりたいと思います。

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ミニチュアダックスがヘルニアに!!!自宅でできる治療~思わぬ症状・ケア編~

ヘルニアに頸椎ヘルニアがあって、首に症状が出るというのも、今回うちの茶々丸がヘルニアになって初めて知ったのですが、それ以外のところにも痛みが出ていて、少し驚いたのでお知らせしたいと思います。

①胸

腰椎や脊椎とは少し無縁なような場所ですが、抱っこをしようとして触った瞬間に、びっくりするほど大きな「キャン!!!」を頂きましたw

 

発症したばかりの症状がひどいときに限りますが、ここを痛がられてしまうと抱っこができなくて段差を超えられず、家から一歩もでることができなくなりました。

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②脇の下

これも抱っこをする際に痛がったのですが、抱っこをして脇の下の方に手を入れようとすると「キャン!キャン!!!」言って、とても痛がりました。なので抱っこは非常に困難でした。

 

基本的には、こちらがしゃがんで本人(本犬?)がひざ上にきて手をかけてくれるのを待って、かけてくれた前足と後ろ足をしっかり支えて抱っこするのが一番良かったようです。

③あご

いつもはあごの部分は撫でられるのが好きなので、撫でようとして絶叫のような「キャン!!!!!」を頂きました。

頸椎がやられているのはわかっていたけど、まさかあごまで痛がるとは・・・

 

腰も痛がるし、胸のあたりも痛がるし、それであごまで痛がると撫でるところがなくて、頭頂部と目がしらから鼻にかけての痒そうなところを撫でるばかりでした。

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④口

口といいますか、これもあごなのかもしれませんが、口を大きく開けたりして「キャン!キャン!!!」言っていることがありました。

 

ひどい時は「キャン!キャン!!!」言いながらドッグフードを食べ続けることもあって、見ていて可哀そうでしたが、それでも食欲の落ちない茶々丸に、力強さを感じたりもしてました。

 

なので、しばらくは硬いもの、大きな食べ物は控えさせてましたよ。

⑤首

頸椎を痛めているのはわかっているのですが、少し元気になってくると私たちが歩くのについて周って、おねだりをしたりすることも増えてきて、ついいつもどおりに立ったまま上からおやつを差し出したところ、自分でぐいと首をあげて響き渡るような声で「キャン!!!!」と言ってびっくりさせてくれました。

 

う~~~~ん・・・・

 

やっぱり、自分でもわかってないのか・・・・・

 

どうやったら痛くなるのか・・・・

 

そこが犬のケアをするうえで、一番重要なポイントかもしれません。

犬は少しでも嬉しいことや興奮することがあると、いくらでも無理をして、そのあとに無理をしたツケがまわって、ひどい状態になってしまうんですね。

 

だから飼い主がしっかり病状を理解して、安静時には無理をさせないようにしないといけないんだと思います。

 

無理をさせて「キャン!!!」というほどの痛みが出ると、全身がブルブル震え、痛みで筋肉が硬直してこわばっていました。

なので、保温や安静で様子をみてやっているとそのうち筋肉が柔らくなって落ち着いていました。

 

頸椎を痛めている状態が確認できてからすぐに首輪はずっと外しています。首輪をはずした瞬間にはすっと首があがるように、楽になった様子が伺えました。

 

 

飼い主ができることはきっとまだまだあります。

 

安心できる我が家でケアしてあげれば、一番落ち着きますね。

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ミニチュアダックスがヘルニアに!!!自宅でできる治療~保温・環境編~

 


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今回ヘルニアになって、首を下げたまま足を引きずって歩く茶々丸を見ていて、いくつか気づいたことがあります。

 

まず、どうやら冷えるのは筋肉が硬直して、さらに痛みを増幅させているということ

 

発症したその日から寒さがとても強くなり、ブルブルふるえているのは、痛さのせいなのか寒さのせいなのか判断できないくらいになっていました。

 

しかも寝ている姿でさえ、明らかに筋肉がこわばって動きも悪くなっているように見えました。

 

なので、毛布をかぶせるだけでなく、冬場に使用していた保温器を持ってきて温めたり、時間の許す限り患部(特に腰と首です)を掌で温めてやりました

すると、ブルブルも止まり動きも多少スムーズになりました。

 

それからは、陽射しがある日は窓側で日向ぼっこをさせて、身体をあたためつつビタミンDを蓄えさせました。

 

また、ヘルニアになると滑る床自体が負担になっているようでした。

 

我が家は普通のフローリングで、その一部に滑り止めのマットを貼ってあるのですが、どうやら滑り止めを貼っていない滑る部分をゆっくり歩くだけでも、足腰がふらついているように見えました。

 

痛みがあって足に力が入らないせいか、普通のフローリングの部分を歩く際は、関節がグラグラしてさらに滑るような感じで歩いていました。

 

なのでさらに滑り止めマットを買い足して、茶々丸が歩く部分はより多くマットを敷きました。早くそうしてやっていれば、こんなことにはならなかったのかもしれませんが・・・・・・

 

滑り止めマットの上を歩く際は、足がしっかり固定され、ぐらつきが感じられなくなりました。

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あと、食事の際にトレーを床に置いて食べさせるのは、首に負担なのではないかと思って、小さな台を設置してトレーを乗せて食べさせたりしましたが、それは茶々丸本人に拒否されてしまいました。

逆に首をあげる方が辛かったのかもしれません。

 

今後もまだまだ足りない飼い主ですが、様子を見てできる限りのことはしてやりたいと思っています。

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ミニチュアダックスがヘルニアに!!!自宅でできる治療~食事編~

とっても元気で、体格もしっかりして毛ヅヤもよかった茶々丸が、突然ヘルニアになって、さらに骨格が歪んだようになったことについて、少し思い当たることがありました。

 

茶々丸はもともと超アレルギー体質で、常に鼻水は垂らす、湿疹が出やすい、痒みがひどくて身体のあちこちを舐めすぎて傷だらけにするので、ここ半年ほどアレルギーサポートのドッグフードに変えていました。

 

アレルギーサポートのフードなので、魚介類、穀類がメインで、そのフードを食べるようになって湿疹は減ったものの、なんだか筋肉が痩せてきて骨ばってきたように感じていました。

 

タンパク量を増やして筋肉をつけ、さらに骨を支えるコラーゲンを摂取させ、でも、腰に負担がかからないように体重は増やさない食事を考えて、次の5つを実践しました。

 

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①鶏ささみでタンパク量をあげる。

初めは、フードをタンパク量やコラーゲン量などの多いヘルニアサポートのものに変えたのですが、わずか2日で湿疹が出始めたためすぐに断念し、アレルギーサポートのフードをメインに鶏ささみを追加してタンパク量を上げました。

牛肉なども検討しましたが、体重管理のことを考えて、鶏ささみをメインに加えました。

 

②鳥軟骨を追加する

コラーゲン摂取を目的に鳥軟骨を加えることにしました。コラーゲンは無闇に火を通すと溶け出してしまう可能性があったので、電子レンジで加熱して、小さくカットしてフードに加えて食べさせました。

 

③ヨーグルトを定期的に与える

腰を痛めて最初の2日は、腰の痛みのせいか排便することができなかったので、少しでもスムーズな排便を目指しながらたんぱく摂取することを目的として、定期的に食べさせました。

 

④納豆を与える

再生能力を高めると言われ、また食物繊維、たんぱく質の豊富な納豆を毎日、少しずつ与えました。もともと食事の際に取り分けて与えることもあったので、1日に数粒を目安に与えました。

 

⑤オリーブオイルを与える

ダイエットにも良く、また便秘にもよいと言われるオリーブオイルをフードに小さじ1杯程度、混ぜて与えました。匂いを嫌がるかと思いましたが、すんなり食べてくれました。

 

ヘルニアの症状は、おそらく頸椎や胸椎にも及んでいて、首を上げ下げする、または大きく口を開けるといったことも負担になっているようだったので、さらに、肉類はカットして小さくする、野菜類はゆでて量を減らすといったことにも注意して、食事療法を行っていました。

 

可能であればフードやサプリメントといったものも活用したかったのですが、重度のアレルギーのため、なかなかそれもできず、手作り食事療法といった形になりました。

 

幸いそれが良かったのか、今では以前よりすっきりした体型になって、健康的になっている感じです。

 

ヘルニアは再発しやすい病気ですので、今後も体重管理をしてあげながら、食事療法も続けていきたいです。

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ミニチュアダックスがヘルニアに!!!でも慌てて病院に行かなくても良かったです・・・①

 

みなさん、こんにちは!

 

犬は他の動物よりも「椎間板ヘルニア」にかかる割合が高いと言われています。

特に、胴の長いダックスのヘルニアの発症頻度は、他の犬種に比べて数倍高いと言われています。

 

ですが、我が家の茶々丸くんは元気いっぱいで、もうすぐ9歳になるにも関わらず、ボールも走って取りにいくし、段差もぴょんぴょん乗り越えていくし、(うちの茶々丸に限ってヘルニアなんて・・・)ずっとそう思っていました。

 

ですが、その時はある日突然やってきたんです!

 

車でお出かけしたある日のこと、後部座席にいた茶々丸を前の座席に移動させようとすると、車内に響き渡るような声で「キャン!!!」と叫んだのです。

 

びっくりした私たちが様子をみると、すでに顔をあげることができず下をうつむいたままで、また腰の骨の一部がいつもと違う形に出っ張っているようにも見えました。

 

家に連れ帰っても、抱っこをしようとしても「キャン!!!」となくし、触ろうとすると怖がるようにブルブル震えるし、歩く様子ではびっこをひきながら、顔を上げることができないように見えました。

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気が動転した私が「病院!病院!」と叫んでいるのに対し、娘は冷静で

「調べたらこれはまだヘルニアの軽度の症状みたいだから、家で安静にした方がいいみたいだよ」

と言うのです。

「軽度だと病院に連れていっても、内科的治療で、下手に痛み止めなんか飲ませたらむやみに元気になって安静にできなくなるみたいだから、とにかく家で安静にさせよう」

 

そう言うので、その言葉を信じて家で様子をみることにしたのです。

 

ですが、初めの数日は、餌を食べるのも水を飲むのも痛いらしく、場合によっては餌を食べるときにも食べながら「キャン!キャン!」鳴きながら食べていましたし、もちろんびっこをひきながら歩いていましたし、何より動くのもつらいらしく、時間があれば寝ている時間が多くなりました。

 

ですが、家で様子を見ることができたのは、食べるのもつらいようでしたが、食欲が減ることがなかったからです。この様子で食欲まで減るようなら、確実に病院に連れていった方がいいと思います。

 

茶々丸が来てから、この8年、いろいろなことを乗り越えてきて、これから長生きしてもらおうと思っていた矢先の出来事でしたので、私たちの精神的なダメージは計り知れないものでした。

 

ですが、とにかく安静にさせようということで、とにかく無闇に興奮させないように気をつけました。茶々丸は(残念なことに)インターホンの音に反応して吠えたり、寝ている場合は飛び起きたりしていたので、まずインターホンの音を切りました。

 

外出から帰って来る時も、大きな音をたてずそっと帰ってきて、迎えに出てくれても極力知らん顔をしたりして、興奮させないように努めました。

 

すると1週間くらいで、少しずつ起きている時間が増えてきましたが、びっこはなかなか良くなりません。

相変わらず抱っこをしようとすると「キャン!!!」と鳴くし、上からおやつを差し出そうとして上を向かせただけで、めいっぱい「キャン!!!!!!」と鳴かれたこともあります。

夜は不安になるせいか、私の布団に潜り込んで、ぴったり寄り添って寝るのですが、私が熟睡して蹴飛ばしたり、押しつぶしたりするのではないかと思うと熟睡することはできず、毎晩眠れない日々が続きました。

 

さらに1週間もすると、びっこはまだ良くならないのですが、見るからに元気が出てきました。外に散歩にも行きたそうにしますし、私たちの外出にも「ついて行きたい!」アピールをするようになりました。

それでも、安静のため散歩もさせず、家の中でかまってやる日々を過ごしました。

 

さらに1週間ほど経過すると、抱っこしても鳴かなくなりました。

びっこはなくなりませんでしたが、少し顔も上がるようになってきたので、おしっこなどのために少しずつ外に出すようにしてみました。

久しぶりの外の臭いはとてもうれしかったらしく、とても興奮していたので、最初は少しだけにして、少しずつ時間を増やしていきました。

 

今は、ほぼすっかりびっこもひかなくなり、顔も上がるようになって、以前に可愛い茶々丸になっています。

 

ですが、抱っこの時は腰を伸ばしすぎたりしないよう、慎重に抱っこしていますし、段差は一切、上り下りさせていません。

 

一時は、(このまま死んでしまうんじゃないかしら・・・)と思うくらい寝てばかりいたので、ここまで良くなってくれただけでも、本当にありがたいと思っています。

 

ヘルニアの初期ならば無闇に病院に連れて行かなくても、自宅で安静にさせていれば大丈夫です(いつもどおりの生活ではなく、極力動かさない安静生活ということです)。

 

でも、その前に犬はヘルニアになり易い動物です。

「うちの子だけは大丈夫!」と過信せずに、日々の生活を気をつけてあげて、ヘルニアの予防をしてあげることは重要だということを身をもって知った出来事でした。

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