ミニチュアダックスがヘルニアに!!!でも慌てて病院に行かなくても良かったです・・・①

 

みなさん、こんにちは!

 

犬は他の動物よりも「椎間板ヘルニア」にかかる割合が高いと言われています。

特に、胴の長いダックスのヘルニアの発症頻度は、他の犬種に比べて数倍高いと言われています。

 

ですが、我が家の茶々丸くんは元気いっぱいで、もうすぐ9歳になるにも関わらず、ボールも走って取りにいくし、段差もぴょんぴょん乗り越えていくし、(うちの茶々丸に限ってヘルニアなんて・・・)ずっとそう思っていました。

 

ですが、その時はある日突然やってきたんです!

 

車でお出かけしたある日のこと、後部座席にいた茶々丸を前の座席に移動させようとすると、車内に響き渡るような声で「キャン!!!」と叫んだのです。

 

びっくりした私たちが様子をみると、すでに顔をあげることができず下をうつむいたままで、また腰の骨の一部がいつもと違う形に出っ張っているようにも見えました。

 

家に連れ帰っても、抱っこをしようとしても「キャン!!!」となくし、触ろうとすると怖がるようにブルブル震えるし、歩く様子ではびっこをひきながら、顔を上げることができないように見えました。

f:id:tyatyamarukunkun:20201012221448j:plain

f:id:tyatyamarukunkun:20201012221515j:plain

f:id:tyatyamarukunkun:20201012221533j:plain

 

f:id:tyatyamarukunkun:20201012221627j:plain

f:id:tyatyamarukunkun:20201012221646j:plain

気が動転した私が「病院!病院!」と叫んでいるのに対し、娘は冷静で

「調べたらこれはまだヘルニアの軽度の症状みたいだから、家で安静にした方がいいみたいだよ」

と言うのです。

「軽度だと病院に連れていっても、内科的治療で、下手に痛み止めなんか飲ませたらむやみに元気になって安静にできなくなるみたいだから、とにかく家で安静にさせよう」

 

そう言うので、その言葉を信じて家で様子をみることにしたのです。

 

ですが、初めの数日は、餌を食べるのも水を飲むのも痛いらしく、場合によっては餌を食べるときにも食べながら「キャン!キャン!」鳴きながら食べていましたし、もちろんびっこをひきながら歩いていましたし、何より動くのもつらいらしく、時間があれば寝ている時間が多くなりました。

 

ですが、家で様子を見ることができたのは、食べるのもつらいようでしたが、食欲が減ることがなかったからです。この様子で食欲まで減るようなら、確実に病院に連れていった方がいいと思います。

 

茶々丸が来てから、この8年、いろいろなことを乗り越えてきて、これから長生きしてもらおうと思っていた矢先の出来事でしたので、私たちの精神的なダメージは計り知れないものでした。

 

ですが、とにかく安静にさせようということで、とにかく無闇に興奮させないように気をつけました。茶々丸は(残念なことに)インターホンの音に反応して吠えたり、寝ている場合は飛び起きたりしていたので、まずインターホンの音を切りました。

 

外出から帰って来る時も、大きな音をたてずそっと帰ってきて、迎えに出てくれても極力知らん顔をしたりして、興奮させないように努めました。

 

すると1週間くらいで、少しずつ起きている時間が増えてきましたが、びっこはなかなか良くなりません。

相変わらず抱っこをしようとすると「キャン!!!」と鳴くし、上からおやつを差し出そうとして上を向かせただけで、めいっぱい「キャン!!!!!!」と鳴かれたこともあります。

夜は不安になるせいか、私の布団に潜り込んで、ぴったり寄り添って寝るのですが、私が熟睡して蹴飛ばしたり、押しつぶしたりするのではないかと思うと熟睡することはできず、毎晩眠れない日々が続きました。

 

さらに1週間もすると、びっこはまだ良くならないのですが、見るからに元気が出てきました。外に散歩にも行きたそうにしますし、私たちの外出にも「ついて行きたい!」アピールをするようになりました。

それでも、安静のため散歩もさせず、家の中でかまってやる日々を過ごしました。

 

さらに1週間ほど経過すると、抱っこしても鳴かなくなりました。

びっこはなくなりませんでしたが、少し顔も上がるようになってきたので、おしっこなどのために少しずつ外に出すようにしてみました。

久しぶりの外の臭いはとてもうれしかったらしく、とても興奮していたので、最初は少しだけにして、少しずつ時間を増やしていきました。

 

今は、ほぼすっかりびっこもひかなくなり、顔も上がるようになって、以前に可愛い茶々丸になっています。

 

ですが、抱っこの時は腰を伸ばしすぎたりしないよう、慎重に抱っこしていますし、段差は一切、上り下りさせていません。

 

一時は、(このまま死んでしまうんじゃないかしら・・・)と思うくらい寝てばかりいたので、ここまで良くなってくれただけでも、本当にありがたいと思っています。

 

ヘルニアの初期ならば無闇に病院に連れて行かなくても、自宅で安静にさせていれば大丈夫です(いつもどおりの生活ではなく、極力動かさない安静生活ということです)。

 

でも、その前に犬はヘルニアになり易い動物です。

「うちの子だけは大丈夫!」と過信せずに、日々の生活を気をつけてあげて、ヘルニアの予防をしてあげることは重要だということを身をもって知った出来事でした。

f:id:tyatyamarukunkun:20201012230514j:plain

 

[rakuten:sakesanpo:10003513:detail]