ミニチュアダックスがヘルニアに!!!自宅でできる治療~思わぬ症状・ケア編~
ぺ
ヘルニアに頸椎ヘルニアがあって、首に症状が出るというのも、今回うちの茶々丸がヘルニアになって初めて知ったのですが、それ以外のところにも痛みが出ていて、少し驚いたのでお知らせしたいと思います。
①胸
腰椎や脊椎とは少し無縁なような場所ですが、抱っこをしようとして触った瞬間に、びっくりするほど大きな「キャン!!!」を頂きましたw
発症したばかりの症状がひどいときに限りますが、ここを痛がられてしまうと抱っこができなくて段差を超えられず、家から一歩もでることができなくなりました。
②脇の下
これも抱っこをする際に痛がったのですが、抱っこをして脇の下の方に手を入れようとすると「キャン!キャン!!!」言って、とても痛がりました。なので抱っこは非常に困難でした。
基本的には、こちらがしゃがんで本人(本犬?)がひざ上にきて手をかけてくれるのを待って、かけてくれた前足と後ろ足をしっかり支えて抱っこするのが一番良かったようです。
③あご
いつもはあごの部分は撫でられるのが好きなので、撫でようとして絶叫のような「キャン!!!!!」を頂きました。
頸椎がやられているのはわかっていたけど、まさかあごまで痛がるとは・・・
腰も痛がるし、胸のあたりも痛がるし、それであごまで痛がると撫でるところがなくて、頭頂部と目がしらから鼻にかけての痒そうなところを撫でるばかりでした。
④口
口といいますか、これもあごなのかもしれませんが、口を大きく開けたりして「キャン!キャン!!!」言っていることがありました。
ひどい時は「キャン!キャン!!!」言いながらドッグフードを食べ続けることもあって、見ていて可哀そうでしたが、それでも食欲の落ちない茶々丸に、力強さを感じたりもしてました。
なので、しばらくは硬いもの、大きな食べ物は控えさせてましたよ。
⑤首
頸椎を痛めているのはわかっているのですが、少し元気になってくると私たちが歩くのについて周って、おねだりをしたりすることも増えてきて、ついいつもどおりに立ったまま上からおやつを差し出したところ、自分でぐいと首をあげて響き渡るような声で「キャン!!!!」と言ってびっくりさせてくれました。
う~~~~ん・・・・
やっぱり、自分でもわかってないのか・・・・・
どうやったら痛くなるのか・・・・
そこが犬のケアをするうえで、一番重要なポイントかもしれません。
犬は少しでも嬉しいことや興奮することがあると、いくらでも無理をして、そのあとに無理をしたツケがまわって、ひどい状態になってしまうんですね。
だから飼い主がしっかり病状を理解して、安静時には無理をさせないようにしないといけないんだと思います。
無理をさせて「キャン!!!」というほどの痛みが出ると、全身がブルブル震え、痛みで筋肉が硬直してこわばっていました。
なので、保温や安静で様子をみてやっているとそのうち筋肉が柔らくなって落ち着いていました。
頸椎を痛めている状態が確認できてからすぐに首輪はずっと外しています。首輪をはずした瞬間にはすっと首があがるように、楽になった様子が伺えました。
飼い主ができることはきっとまだまだあります。
安心できる我が家でケアしてあげれば、一番落ち着きますね。