ミニチュアダックスがヘルニアに!!!自宅でできる治療~食事編~
とっても元気で、体格もしっかりして毛ヅヤもよかった茶々丸が、突然ヘルニアになって、さらに骨格が歪んだようになったことについて、少し思い当たることがありました。
茶々丸はもともと超アレルギー体質で、常に鼻水は垂らす、湿疹が出やすい、痒みがひどくて身体のあちこちを舐めすぎて傷だらけにするので、ここ半年ほどアレルギーサポートのドッグフードに変えていました。
アレルギーサポートのフードなので、魚介類、穀類がメインで、そのフードを食べるようになって湿疹は減ったものの、なんだか筋肉が痩せてきて骨ばってきたように感じていました。
タンパク量を増やして筋肉をつけ、さらに骨を支えるコラーゲンを摂取させ、でも、腰に負担がかからないように体重は増やさない食事を考えて、次の5つを実践しました。
①鶏ささみでタンパク量をあげる。
初めは、フードをタンパク量やコラーゲン量などの多いヘルニアサポートのものに変えたのですが、わずか2日で湿疹が出始めたためすぐに断念し、アレルギーサポートのフードをメインに鶏ささみを追加してタンパク量を上げました。
牛肉なども検討しましたが、体重管理のことを考えて、鶏ささみをメインに加えました。
②鳥軟骨を追加する
コラーゲン摂取を目的に鳥軟骨を加えることにしました。コラーゲンは無闇に火を通すと溶け出してしまう可能性があったので、電子レンジで加熱して、小さくカットしてフードに加えて食べさせました。
③ヨーグルトを定期的に与える
腰を痛めて最初の2日は、腰の痛みのせいか排便することができなかったので、少しでもスムーズな排便を目指しながらたんぱく摂取することを目的として、定期的に食べさせました。
④納豆を与える
再生能力を高めると言われ、また食物繊維、たんぱく質の豊富な納豆を毎日、少しずつ与えました。もともと食事の際に取り分けて与えることもあったので、1日に数粒を目安に与えました。
⑤オリーブオイルを与える
ダイエットにも良く、また便秘にもよいと言われるオリーブオイルをフードに小さじ1杯程度、混ぜて与えました。匂いを嫌がるかと思いましたが、すんなり食べてくれました。
ヘルニアの症状は、おそらく頸椎や胸椎にも及んでいて、首を上げ下げする、または大きく口を開けるといったことも負担になっているようだったので、さらに、肉類はカットして小さくする、野菜類はゆでて量を減らすといったことにも注意して、食事療法を行っていました。
可能であればフードやサプリメントといったものも活用したかったのですが、重度のアレルギーのため、なかなかそれもできず、手作り食事療法といった形になりました。
幸いそれが良かったのか、今では以前よりすっきりした体型になって、健康的になっている感じです。
ヘルニアは再発しやすい病気ですので、今後も体重管理をしてあげながら、食事療法も続けていきたいです。